紫式部ゆかりの地、廬山寺に咲くキキョウを見に行きました。
源氏物語執筆の地 蘆山寺に咲く桔梗
京都市上京区にある廬山寺(ロザンジ)は紫式部が源氏物語を執筆した地にあるお寺です。
そのことに因んで、蘆山寺の源氏庭には紫の桔梗が植えられています。
源氏物語に出てくる朝顔の花は、今の桔梗の花を指すようです。
蘆山寺の桔梗 6月29日の開花情報
源氏庭の様子がこちら。紫の桔梗の花がたくさん咲いています。
白砂と青苔そして紫の桔梗が初夏らしい色あい。
時折り桔梗が風に揺れると涼しさを感じます。
こちらには約1,000株もの桔梗が植えられているそうです。
背も高く立派な桔梗でした。
前日の激しい雨で倒れているのではと心配して行きましたが、丁寧に手入れされています。
・源氏庭の全体の様子(動画)
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綺麗に咲いています!今ちょうど見頃を迎えています。
今回は正午に行きとても天気が良かったので、写真が若干白飛びしています。
これも初夏らしい写真で良いですが、桔梗が落とす影もまた風情がありますので、朝か夕方に行くと良いかもしれません。
まとめ
土曜日に行きましたが混雑していませんでしたのでゆっくり拝観できました。
外国人観光客は全く見かけず、代わりに源氏物語ファンであろう拝観客は多く見られました。
大河ドラマ「源氏物語」の影響でゆかりの地は盛り上がっていますが、こちらは割とマニアックなスポットなのでしょうか。
源氏庭だけでなく、源氏物語絵巻(複製)や源氏物語の貝合わせ、紫式部日記(複製)、江戸時代の百人一首などの展示も大変興味深かったです。※撮影禁止)
他にも源氏物語の雑貨が販売されていました。
蘆山寺の桔梗は例年9月初めまで楽しめるといいます。
蕾がたくさん見られましたので、これからもまだまだ咲きそうです。
ぜひ行ってみて下さい。
廬山寺 基本データ
アクセス
・京阪「出町柳駅」より徒歩約15分
・参拝者専用駐車場あり
拝観時間
午前9時~午後4時
拝観料
500円