【焼小龍包と蒸し小龍包を食べ比べ】
オープンから数日たち、気になったので行ってきました。
三条柳馬場東北角の東隣、中華料理柳華のあった所です。
竹が切られましたが、柳はそのまま2018年4月27日オープン。
店名は【鼎’s by JIN DIN ROU京都三条店】とのことですが、読み方は[ディンズ]だそうです。
渋谷に本社を置くデリコインターナショナルという会社が経営しています。
京鼎樓[ジンディンロウ]という店を主に展開していて台湾に2店舗、国内では2005年オープンの恵比寿本店から、現在は30店舗弱展開している模様。
台湾人が台湾でやっていた店に日本人が立ち寄り、味にほれ込み2年間通い続けて日本展開を承諾してもらったそうな。
国内の京鼎樓のコンセプトは気軽に入れる小龍包カフェ&レストラン。
その中でカフェ&ダイニング・NEO台湾屋台・小龍包ダイニング等に分かれるようですが鼎’s京都三条店はどれに該当するのかわかりませんでした…。
ホームページを見ましたが、ブランド展開がややこしいですね。
北は仙台、南は福岡まで、京都ではイオンモール京都桂川にもあります。
看板商品の小龍包は餡・皮ともに店で手作りとのこと。
歌手のGACKTが台湾の京鼎樓で食べた小龍包に感激したとテレビで語ったそうで、せっかく徒歩圏内にオープンしたので行ってみました。
14:00前に到着。
平日のランチタイム終わりかけなので空いてるかと思ったのですが、店内は思いのほか満席に近いです。
客層はおばちゃんマダムの集団が多いですね。
選べるカジュアルランチを焼小龍包・担担麺というメニュー写真通りの組み合わせで注文。
若干高めのセットもあります。
ランチセットは、土日はまたメニューと値段が変わります。
ドリンクは台湾料理屋風のラインナップ
ここで一つ気になる点が…。
無料で出てくるお茶、どう考えてもジャスミンティーなのです…。
しかしメニューにはジャスミンティー¥550と、シトラスジャスミンティー¥550の記載があるのです。
んん?これはまさかお通し的なやつなのか?いやいや、ランチでお通し、しかもお茶ってあるのだろうか?いやない。そもそもこれがジャスミンティーではないパターンなのか?
と思い、店員さんに「これって何のお茶ですか?」と聞いてみると「ジャスミンティーです」と。
やはり。さすがにそこは間違えない。
「メニューにジャスミンティーあるんですけど…」と聞いてみたら「そうなんです!一応グレードが違って、茶葉とかこだわってて香りとか味とか違うんですよ~」と。
「こちらは飲み放題なんで!」とのことでした。
わざわざ¥550払って高級ジャスミンティーを頼む人はいるのだろうか…と疑問を抱いてしまいました…。
まあ、そんなこんなで料理が来るのを待ちますが、結構時間がかかります。
その間に店内も空いてきたので観察してみました。
壁の棚等は柳華と同じですね。
店員さんは厨房3人。
ホールは丁寧な接客ベテランっぽい女性と若い女の子2人の3人。
待つこと10分ちょいで羽根つき焼小龍包の到着です。
美味しい食べ方がメニューに書いてあります。
羽根が邪魔になって食べにくいです。
普通にかぶりつくと肉汁が盛大に飛び散ります。
注意してそっとかじっても飛び散ります。
正直な感想を申し上げますと、味は普通でした。
肉汁はもちろんありますが、そこまで溢れ出る程でもなく、濃厚でもなく…。
普通の小龍包でした。
ただ、タレが美味しい!
香港辣油は普通のラー油と違います。深いというか、言葉で表現するのは難しいのですが…。
酢味噌もクサくなく意外と合います。
黒酢はさっぱりとしてる割にキツさが無く、ほどよい感じです。
これは感心しました。
そしてお次は担担麺。
担担麺は青菜的なモノが乗っている以外は、具材は細かく刻まれてスープに溶け込んでいる感じです。
肉、ネギ、ごま等。ごまは結構主張が強めに感じました。
辛くなく、食べやすくなっていました。
全く辛くないわけではなく、汗はでますが見た目ほどの辛さはありません。
これも普通でした。
そして、杏仁豆腐。
杏仁豆腐にはあまり力を入れて無いようでした。
ここでお腹は結構ふくれていましたが、何だか物足りなかったので蒸し小龍包¥496を追加で注文。
ランチメニューには載ってませんが単品の注文も可能で、両方頼む方もいるそうです。
また10分ほど待ち、到着。
普通でした。
当たり前ですが羽根が無いほうが食べやすいですね。
食べ終えたら少しジャスミンティーを飲んで休憩してから店を出ました。
支払いはカードか現金。
期待が大きすぎたせいか全体的に少し物足りなく感じてしまいました。
決して不味くは無いですが、特別なモノもなく…。