第34回祇園放生会に行ってきました~2018年6月3日~

【もはや舞妓さん撮影会!?】

京都市東山区の祇園、巽橋付近で行われた祇園放生会に行ってきました。

祇園放生会と書いて[ギオンホウジョウエ]。

毎年6月の第1日曜日に祇園白川・辰巳神社付近で行われます。

1985年(昭和60年)から始まり、今年で第34回です。

伝統行事と見せかけ、意外と最近始まった行事、しかしもう34回になるのか、という何とも言えない行事です。

11:00から始まるということでちょうど11:00くらいに現場に到着。

結構人は多いです。

ちょうど舞妓さん登場、運良く最前列確保。

猛烈な暑さにも拘らず素敵な笑顔です。

鋭い日差しが降り注ぐ中、舞妓さんの格好はしんどいでしょうね…。

木陰に人が集中していました。

客層は9割方舞妓さんの写真目当てっぽい感じです。

みなさん本格的なカメラ(ほぼキヤノン・ニコン)です。

ワタクシはこのような方々をキャノニコンと呼びます。

スマホ勢はあまりいません。

前原議員が出席していました。

舞妓さんは3人、祇園甲部の舞妓さんで豆珠、豆純、青い子は分かりません…。





奉納演奏から会は始まります。

雅楽とかではなく、チューバやらユーフォニアムやらでの吹奏楽です。

  • おぼろ月夜
  • アメリカンチューバパトロール
  • もののけ姫のアシタカ聶記

というセットリストでした。

アメリカンチューバパトロールを聞く舞妓さんたち。

もののけ姫も撮影しようと思ったのですが、スマホの本体温度上昇によりカメラが起動できませんでした。(日差しがめちゃくちゃ強かったです)

吹奏楽が終わったら阿闍梨さんが現れるのとともに舞妓さんも控室に引っこみます。

阿闍梨さんは平たく言うと変な物体を頭に乗っけた偉い坊さんです。

写真撮影は禁止だったため、Google画像検索-阿闍梨さん-をご参照ください。

 

阿闍梨さん他が控室に入ると次は尺八の奉納演奏です。

舞妓さんがいないのでみなさん休憩していました。

ちなみに舞妓さんやら阿闍梨さんやらが入っている待機所はこちらの小さな結婚式なる所です。

 

続いて比叡山の偉い坊さんによる法話です。

偉い坊さんの中でもさらに偉い坊さんのようですが話の内容はよくある話です。

放生会は日頃食べている生き物への感謝と尊敬の気持ちを表すモノという話から、食品廃棄物の話、若い人はもったいない精神を知らない、けしからんという話、タイの人は心が豊かという話、戦後教育の歪みで40-50はわがままという話など…とにかく長いです。


ワタクシの個人的意見ですが、今どきの若者はお金がなく、現実的で節約しがちなので食べ物を無駄にしたりとかはあまりしないような気がします。

もちろん戦争を経験した世代は特に食べ物への感謝は強いでしょうが、食品廃棄物問題は一般家庭・個人よりも業者側の問題の方が大きいと思います。

あまりにも長くて退屈で暑くて喉が渇いたので、途中で花見小路のローソンに飲み物を買いに行きました。


法話は12時過ぎまで続いて続いて前原議員の挨拶。

 

続いて法要です。

念仏を唱えます。

ここら辺も写真撮影は禁止です。

素朴な疑問なのですが、仏教関係ってなぜあんなに写真撮影に敏感なのでしょうか。

 

そして12:45くらいから遂に放流です。

水槽のピチピチの魚を、

樽に移して橋の上からぶん撒きます。

残念ながらキャノニコンにより壁が出来ているのでほとんど見えません

身長高い方(170~180くらい)が多いので女性や子どもには厳しいですね。

NHKが来ていました。

なんとか腕を伸ばして少しだけ撮ることができました。

ノールックで手だけ伸ばして連射して撮りました。

阿闍梨さんに頭を数珠のようなものでポンッと軽く叩いて貰うために待機する人々。

これもまた撮影禁止でした。

舞妓さんやら阿闍梨さんやらの放流が終わると、一般人の放流です。

並べば誰でもできます。

まさかの下から撮影するNHKカメラマン。

動画を撮りました。

正直に申し上げますと、良いカメラを持った方々が舞妓さんを写真に撮るために群がるイベントのような感じでした。

暑い中での人混みは中々につらいモノがありました…。

 




全て終わるのは13:00頃です。

 




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