【冷めても美味しいカツ と どこか懐かしい棒パン】
本日は四条大宮にあるパン屋さん、『まるき製パン所』に行ってみました。
お店は阪急大宮駅から歩いて約10分のところにあります。
車で行く場合、大宮通りからお店への道は一方通行になっています。
直進できませんのでご注意を。(上の地図参照)
五条通りから猪熊通りに入るか、堀川通りから行くのがいいかと思われます。
駐車場は?
駐車場は、お店の前(向い)に2台あります。
私は平日の夕方に行きましたが、停めることができました。
お店の外観と歴史
さて、この古い民家が 今回おじゃましたパン屋さんです。
京都では、古民家をリノベーションしたカフェなどが人気ですが、
ここ『まるき製パン所』は 70年以上続く 正真正銘の老舗パン屋さんです。
テレビや雑誌などでも紹介される人気店と言うことで
ワクワクしながら店内へ。
ロールパンの種類は?
中に入ってみると、棒パンをつかったシンプルなロールパンが
お行儀よく並んでいます。
メニュー表もありました 。
それにしても、描かれているパンのキャラクタ―が可愛い。
何か、ねばーるくんに似てませんか…?
そんな話は置いといて。
記憶が曖昧ですが、品切れのパンもあったような。
食べたいパンがある場合は事前に電話しておくのもアリかも知れません。
私が行った時の店員さんは丁寧な接客の方だったので、
在庫を教えてくれるかも。
飲み物は冷蔵庫にパックのジュースなどが売られています。
牛乳やコーヒー、野菜ジュースなど 種類が豊富にありました。
店内で食べられる?
見たところ、店内で食べられる場所は無いようです。
店の前に椅子( ↑ 自転車の後ろの 赤い布がかかった椅子)があるので
そこに座って食べてもいいのですが、
何せお客さんの出入りが多かったので 持ち帰って食べることに。
私が店に着いた時から帰るまで、次々とお客さんが来ていました。
近くの人が多いようで、地元に愛されるパン屋さんなのでしょう。
今回は2種類のロールパン買いました。
購入したパンは紙に包んで、それらを封筒型の紙袋に入れて下さいました。
紙袋なので無料です。
では、いただいたものをご紹介します。
ハムカツロール
まずは『ハムカツロール』 220円。
細長いハムカツと 千切りキャベツのロールパンです。
食べてみるとハムカツが冷めているのにサックサク。
綺麗なピンク色の分厚いハムがほんのり甘くて優しい味。
棒パンの素朴な甘さとハムが良く合います。
子どものころ給食で食べていたコッペパンを思い出す、懐かしい味です。
しかし、柔らかさはコチラが圧勝のような気がします。
そして、給食のコッペパンに比べると程よい水分を含んでいて、
口の中がパサパサしません。
棒パンとカツと千切りキャベツというシンプルな構成なのに、
満足感のある1本でした。
エビプリカツロール
お次は 可愛い名前の『エビプリカツロール』 260円。
カットしたエビカツとタルタルソースのロールパンです。
レモンスライスも添えられていて、お得感があります。
食べてみると、名前の通りエビがプリプリ。
“エビカツ”なので きっと すり身のフライだろうと侮っていましたが、
丸ごとの小エビが隙間なく詰まっています。
ヘタなエビフライより、よっぽどコッチの方がエビの味が濃いです。
しかも カツ自体も大きく、とても食べごたえがありました。
衣もサクサク。きれいで透き通った油で揚げられたのが想像できます。
タルタルソースはちょっと少なめだなと思いましたが、
食べてみると しつこくない丁度良い量でした。
レモンも効いていて爽やかです。
正直、260円は高いなと思って買いましたが
エビがたっぷり入っていて納得しました。
次に来た時も『エビプリカツロール』は即購入ですね。
まとめ
「素朴」と言うと単純な味に思われますが、そうではありません。
ほんのり香る様な甘さと 毎日食べたくなる柔らかさが
この棒パンの「素朴」さを引き出しています。
また、カツもカラッと揚がっていて 冷めているのにサクサク。
パンに挟まっているとは思えない、“粋の良い”カツでした。
そんな美味しいカツと棒パンを使った ロールパンが食べられる
『まるき製パン所』へ是非行ってみて下さい。
まるき製パン所の基本情報
アクセス:阪急大宮駅、嵐電四条大宮駅から約10分。
営業時間:月~土 6:30~20:00
日・祝 7:00~14:00
(コロナの影響で変更になっている可能性もあります)
定休日:不定休
支払い:現金のみ