奈良 橿原市の新中華 花林(かりん)に行ってきました
今回は、奈良県は橿原市にやって来ました。夜ご飯を食べようと店を探していると、味のある一軒家の中華料理店を発見しました。
京都祇園から車で(下道を通り)約1時間半。大和高田バイパス(国道165線)の高架下、国道24号線沿いに ポツンと建っていたのがこの『新中華 花林(かりん)』。
年季の入った建物で歴史を感じる店…。ただの中華では無く“新中華”というのも気になります。
この道は何回か通ったことがあったのですが、こんな店があったとは…!
とても入りずらい雰囲気なのですが、店の前に駐車場もあるので 思い切って冒険した結果…。
ぜひ最後までご覧ください。
座敷に座りさっそくメニュー(詳細は以下に画像あり)を開くと、真っ先に気になったのは “会員価格”の文字。
街中華なのに会員制…?
と言うと何だか失礼な気もしますが、なぜ会員制なんだろう。
しかも、全ての会員価格なわけでは無いのです。
そして通常価格と会員価格の差額を見てみると、100円~200円と結構な差がある。
あやしい。これはガッツリ会費を取られるのでは…!
と思いましたが会費は無料とのこと。
それはそれであやしい(汗)
ですが、無料なら…と申込書に氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどを書いて会員になりました。
メニューはこのような感じ。
かなり種類が多いので、初見の私は選ぶのに時間がかかりました。しかも“新中華”というだけあって、他の中華屋では見たことが無いようなメニューもあります。
『海の幸淡雪ソース』や『エビ激辛』などの激辛料理、『いつもの春雨』、『フカヒレスープ』などが気になりますが、今回は
・四川麻婆豆腐
・ギョーザ
・そわ炒飯
・まったりラーメン
を注文しました。
四川麻婆豆腐 871円(税込)/会員価格
おすすめらしき『四川麻婆豆腐』が来ました。
小さ目の土鍋に入ってアツアツの状態でとっても美味しそう。
普通の『麻婆豆腐』もありますが、コチラは四川山椒がガッツリかけられていて辛さレベルが通常の3倍くらいだそうです。とは言え 思ったより赤くないですが、お味はいかがでしょうか。
食べてみると、舌がピリッとするような刺激と山椒の良い香りがしてうまい…!食欲を掻き立てられる辛さで、痛いのに食べたくなる衝動に駆られます。お店の風貌からは想像できない(失礼)、本格的な味で驚きました。
コチラは会員価格が設定されています。
+110円で激辛
+220円で超激辛 にレべルアップもできますが、通常の辛さでも十分四川山椒を楽しめました。
ギョーザ 329円(税込)/会員価格
ギョーザは1人前5個。若干大きめです。
皮がもちもちしていて、野菜たっぷりのふわふわ餡が美味しい。にんにくもしっかり効いています。焼き加減も最高。
コチラも会員価格が設定されています。
そわ炒飯 550円(税込)
お客さんの名前が由来の豆板醤を使用した『そわ炒飯』です。
ネギ、卵、焼き豚、エビ(1個)が入っていて、豆板醤を使用しているのでキムチ炒飯のように赤いです。
パラパラで香ばしく、しっかりした味付けでビールが飲みたくなる炒飯。スープが付いていたら、これだけで満足できそうです。
二人で食べると 量が若干少なかったですが、(味のレベルに対して)値段が安いので1人1皿頼んでも良いかも知れません。コレは次回来店しても食べたいメニューです。
まったりラーメン 619円(税込)
最後に『まったりラーメン』をいただきます。
名前の通りまったりと とろみのあるスープの塩ラーメンでワカメ、もやし、ネギ、チャーシューがのっていて、麺はストレート細麺です。
食べてみると、他の料理は中華らしく濃い味付けでしたが、コチラは優しい味付け。麺は普通ですが、チャーシューはタレに漬けこまれたようなしっかりした味で美味しいです。もやしもシャキシャキで食感のアクセントになってます。たっぷり麺が入っているのも嬉しかったです。
食べ終わったのを見計らって温かいお茶を出してくれ、なんと大将が「ようこそ来てくださいました」とじきじきに挨拶しに来てくれました。
いや、高級フレンチか!!!
しかも 大将、1月なのにタンクトップ…。それだけ熱を持って調理してくれていたんですね。びっくりし過ぎて「美味しかったです」と言いそびれてしまいました。
今回は、奈良県橿原市の『新中華 花林(かりん)』に行きました。
正直、最初は「ヤバいところに来てしまったかも」と不安になりましたが、どの料理も本格的なのに食べやすく、丁寧に調理されているのが伝わる逸品ばかりでした。
初来店にして心をわし掴みにされ、ファンになってしまいました。
ちなみに、「山クラゲと豚肉炒めは毎日食べたいくらい美味しい」とアルバイトの子たちが話しているのを盗み聞きしたので、次回は頼んでみたいです。
奈良に行く際は 是非チャレンジしてみて下さい。
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