柳谷観音 楊谷寺 紫陽花 開花状況 ~最終日 2021年7月4日~

長岡京市にございます、柳谷観音 楊谷寺『あじさいウィーク』
行ってまいりました。

 

 

 

柳谷観音 楊谷寺の『あじさいウィーク』は、
花を浮かべた手水舎・手水鉢の【花手水】で人気のスポットの様です。

2021年は6月6日~7月4日の開催。
今回は、最終日7月4日のアジサイの開花状況花手水の様子をお伝えします。
※本来アジサイの“葉”とされている部分を「花びら」と表記していることを
ご了承ください。

 

 

✿過去のあじさい記事はコチラ✿
藤森神社アジサイ開花状況~2019年6月9日~
三室戸寺紫陽花(アジサイ)開花状況~2018年6月8日~

 

 




 

アクセスは 車がおすすめ

柳谷観音は山中にありますので、車で行くのがおすすめです。
京都縦貫道 長岡京ICを降り、そのまま真っ直ぐ山に入って
10分程 登ると 到着します。
紫や桃色の『あじさいウィーク』の旗がたくさん立っているので、
迷わずに到着することができました。

 

電車の場合は
阪急 長岡天神駅、阪急 西山天王山駅、JR 長岡京駅 が最寄りですが
一番近い西山天王山駅からでも 歩くには かなり距離があります
また 取材時には、道中に「落石注意」の看板や
車二台が行き違うのが
難しいような箇所もありました。
ハイキングが目的の方以外は、タクシーを利用することをおすすめします。
(この日もタクシーを利用して来ている若い方を見かけました。)

あるいは、毎月縁日の17日は 阪急西山天王山駅、JR長岡京駅から
片道300円のシャトルバスが出ているようですので、
6/17にコチラを利用するのもいいかと思います。
ただし、混み具合については不明です。

 

 

無料駐車場&最寄駐車場は お早めにキープを

駐車場は5か所あり、少し離れた第二駐車場無料。
他は(あじさいウィーク中は)1台500円です。
少し離れたと言っても、一番手前に位置する第二駐車場については
5分ほど登る程度。
満車になる前に、一番手前の第二駐車場に駐車するのが良いでしょう。

第四駐車場も無料ですが、大型バス用のようです。
(一般車も停められるかもしれませんが。)

 

 

第二駐車場が満車の場合は少し進むと、山門前駐車場があり
ここが一番入り口から近い駐車場です。(徒歩0分)
土日はすぐに満車になるそうです。
山門前駐車場には、バイク等の駐輪場もあります。

 

この駐車場の前に、たくさんの灯篭が並んでいました。

 

山門前駐車場・灯篭の前を通り過ぎると、第一・第三駐車場の案内が見えます。

私は下調べ不足で、すべての駐車場が有料なのかと思い、
こちらの第一駐車場に駐車しました。
入り口までは2,3分で着いたと思います。

第二駐車場の横に、第三駐車場があります。

 

では、いよいよ境内入り口へ。
この日は曇り空で蒸しむしと厚い まさに梅雨を感じる日
曇り空でも映える梅雨の癒し あじさいですが、
最終日ということで 枯れてしまっていることが懸念されます
さて、アジサイの様子はいかがでしょうか。

 

 

入門受付

入り口の下り階段を下りると、早速アジサイが。
(まだ山門受付に到達していません。)

 

少し色が薄くなっている花びら(葉)もありましたが、
まだまだきれいに咲いています

 

入ってすぐ左の お食事処 玉屋 は、コロナの影響で休業されていました。

店舗前にある庭無料で入れる場所です。
こちらの
アジサイもきれいでした。

 

↑大きすぎて体重に耐え切れず、頭を垂れるアジサイたち。
普段見ないような立派なアジサイがたくさんあります。

 

↑こちらは山門前駐車場(入り口を入って右)のアジサイ。

 

↑入門受付の前に少し急な階段があり、その途中にもアジサイが。
パンフレットを後から見ると、〈キリシマノメグミ〉という種類とのこと。
〈キリシマノメグミ〉は四季咲きのアジサイだそうです。
少し花束が小さくなっていますが きれいな色です

 

入門受付に行こうと階段を上ると、風がとても涼しかったです。
境内に入ってからも、上り坂や階段を登ります。
上に行くにつれて涼しく感じました。

 

↑頂いたパンフレットの案内図です。
志納料は、あじさいウィーク時は 大人700円
では、志納料を納め、境内へ参ります。
以下、写真多めでお伝えしていきます。

 

 

龍手水

『あじさいウィーク』の主役、【龍手水】です。
カメラを持った方が、一生懸命 撮影に励んでおられます。

 

上から直角に撮るのが なかなか難しいです。

 

最終日ということで、沈んでいたり枯れていたりするのかと思いましたが
色鮮やかなアジサイ美しく、涼しげに咲いていました。

 

 




 

本堂

 

本堂から 靴を脱いで境内の奥に入って行きます。

 

 

名勝庭園 浄土苑 の 庭手水・恋手水

本堂から順路を左に進むと 庭があり、庭の入り口には 【庭手水】があります。

苔と緑のアジサイ?が美しいです。

 

名勝庭園 浄土苑は、この時期でも十分きれいですが
特に、上書院から眺めるの紅葉や、新緑のライトアップが絶景のようです。

 

上書院に迎う階段の横にあるのは、【恋手水】です。

 

上書院へ続く階段を登っていて気付きましたが、シロアリの穴がすごい。
木の中にシロアリが入って行くのを見てしまったときは震えました。
しかし、見なかったことにいたしましょう。

上書院は毎月17日のみ公開しているようです。
この日はスルー。

 

 

琴手水

上書院の横にも小さな庭があります。
そこに【琴手水】がありました。

琴手水付近で「コロン…コロン…」という小さな音が聞こえます。
陰った庭と、このどこからか聞こえる不思議な音とで
幻想的な雰囲気でした。
音の正体は、水琴窟といい、【琴手水】下の地下空洞に滴る水が
発する音を 反響させる仕組みになっているらしいです。

水琴窟 – Wikipedia

 

琴手水がある庭を通り過ぎ、再び登り階段が現れます。

階段の屋根が途中からトタンになりました。

…それはさておき、階段の左右に広がる〈テマリアジサイ〉が満開でした。

 

奥之院

階段を登りきると奥之院の裏に出ます。

写真はありませんが、奥之院の裏には 正一位眼力稲荷社、
愛染堂あいりきさんがあります。
お参りは靴を履いて、廊下の外へ出ます。

 

↑こちらは〈ガクアジサイ〉など。
個人的には、ココが花手水の次に気に入ったスポットです

 

 

 

モリアオガエルの生息池がなんかスゴイ

奥之院を抜けると、靴を履き再び外へ。

順路を進んでいくと、こんな可愛いベンチも。

 




 

さまざまな色のアジサイが ざーっと続いています。
頭より高い位置で咲いているので、
アジサイをバックに記念写真を撮るのにいい場所です。

たくさんのアジサイに癒されながら進んでいると、
スゴイものが現れました。

 

モリアオガエルの生息池が。
オタマジャクシが ひしめき合って泳いでいました。
スゴイ数です。

池の上にかかる 紅葉の枝葉に、
泡の塊がいっぱい。何これ?!と近くにいた家族もびっくりしていました。
その家族のお父さんがスマホですぐ検索したようで、
これはモリアオガエルの卵ということが分かりました。
水の中では無く、枝葉に卵を産むカエルがいるなんて知りませんでした。

モリアオガエル – Wikipedia

 

モリアオガエルの池を通り過ぎると、
そこにも花手水が。

 

 

阿弥陀堂

奥之院から阿弥陀堂に下る道・階段のアジサイです。

ココには【テマリアジサイ】【キリシマノメグミ】が植えられているそうです。

 

階段を下りると、阿弥陀堂があります。

 

 

苔手水

【苔手水】も、カメラマンに人気の場所でした。

 

 

お手洗い情報

ちなみに、お手洗いは境内に女性用が2か所、男性用が1か所あります。
ですが、あまりきれいでは無く、
衛生面を気にされる方は入れないと思います…。

また、障がい者用(だれでも)トイレもありませんのでご注意を。
(お寺の方に尋ねると案内があるかもしれません。)

 

花と水の京都

境内をぐるりと巡り、本堂に戻ってまいりました。
最後にご紹介するのは、 JR東海との企画「花と水の京都」のコーナーです。
本堂向かって左にありました。
コチラもカメラマンに人気のスポットでした。
風車が涼しげです。

 

季節で変わりゆく花手水

8月からは、花が入ったアクリル玉を浮かべる花玉手水になる様です
時期によっては花手水が無い時期もある様ですが、
四季に合わせて様々な草花で美しい花手水が楽しめます。

 

 

柳谷観音 楊谷寺 の基本情報

車でのアクセス:
京都縦貫道 長岡京ICを降り、約10分
無料駐車場、1台500円有料駐車場

電車でのアクセス:
阪急 長岡天神駅、阪急 西山天王山駅、JR 長岡京駅
よりタクシーまたは シャトルバス
※ シャトルバス・・・(平日・土日祝ともに)毎月17日のみ
                    片道300円
最終13:40

季節の花:3月…桜・五色八重椿
4月~11月…青葉
GW…ツツジ
6月…アジサイ
11月…紅葉

公式HPトップ

現在の花手水(公式HP)

公式instagram

 




 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です