今回やってきましたのは、京都市内から約1時間のところにある 京都府城陽市。国道24号線から307号線に入り、ずーと滋賀方面へ進むと、『俺のらーめん』の看板が見えてきました。
俺のラーメンあっぱれ屋
コチラが 今回の目的地、『俺のラーメンあっぱれ屋』です。
近くに駅が無いため 車以外では行くのが難しく、なかなか辺鄙なところにあります。さらに 営業は昼のみ。にも関わらず、遠方からファンが挙って訪れる“白濁塩とんこつ魚介ラーメン専門店”です。 平日・休日関係なく行列ができるということで、今まで訪問を諦めていましたが、平日午前中の予定がちょうど空いたので この機会に行ってみることにしました。
※2021/12/15～年始はお休みです。
11：30 駐車場に到着すると…
オープン時間の11:30に到着。30台ほど停められる駐車場には すでに車がいっぱい。 8割くらいは埋まっています。もちろん、これは想定済みですが、予想外なのは もう中に客が入っていること。外にも4組程並んでいます。まだ11時半なのに…！思わず「あっぱれ！」と叫びそうになりました。
平日でこの調子と言うことは、休日はもっと早く行く必要があるでしょう。
調べてみると、休日であれば早ければ朝9時には客が来て11時には開店するようです。ラーメン好き、恐るべし。
店内の雰囲気は…
と言うことで、完全に出遅れてしまったのですが 悔やんでも仕方ありません。列の5組目に並ぶこと約20分。1,２回転目の客が退店し、着席することができました。
休日であればもっと待つようなので、出遅れたとはいえ上出来です。
厨房にはこの日は 金髪の男性（店主さん？）が一人だけでした。
席はカウンター席がL字に18席ほど並んでいます。明るく清潔感のある店内で、愛想の良い優しい雰囲気の女将さんが案内してくれました。この日の客層は男性が8割 女性2割といったところでしたが、女性もかなり入りやすい雰囲気だと思います。
（お客さんが映るので店内写真は遠慮しました。）
ただ、アルコールの設置・席のパーテーションが無い点、手拭き（ナプキン）が無い点が少し残念でした。私が見落としているだけかも知れませんが…。
メニュー
メニューはこのような感じ。全5種類とシンプルなラインナップです。
近くにいた客は ほぼ全員『こくまろ塩ラーメン』を注文していました。
しかし、「20食限定」の文字に惹かれて 今回は『スーパーつけ麺』を注文することに。
『スーパーつけ麺』は、麺の量が小(150g)・中(300g)・大(450g)から選べ、小(150g)を選ぶと 半熟味付け玉子orメンマorチャーシューをサービスで追加できます。
チャーシューが美味いとの口コミがあったので、小(150g)＋チャーシューサービス追加をお願いしました。
20食限定！ スーパーつけ麺を実食。
注文してすぐに、つけ汁が到着。洋風の器に入っていてまるでコンソメスープの様です。厨房を見ていると、『濁とろ塩（チャーシュー）ラーメン』、『スーパーつけ麺』のスープ・つけ汁はブレンダ―で泡立てて仕上げているようです。
つけ汁到着後、しばらくして麺も到着。コチラも縁の広い洋風な器に入っています。フレンチのような彩り鮮やかなビジュアルに、思わず「美味しそー！」とひとり呟いてしまいました。
では、メニュー表に書いてあった「スーパーつけ麺の食べ方」に沿っていただきます。
まずは麺をそのままいただきます。あつもりの太麺でほどよい弾力があります。表面がつるつるで喉ごしも◎。また、しっかり小麦・玉子の風味が感じられます。これは、麺だけ食べてもいいくらい美味い。
次につけ汁に付けていただきます。付け過ぎ注意とのことなので、ダイブさせずに麺の半分だけ。表面の泡がしゅわしゅわと麺に絡みます。泡の下のつけ汁はサラッとしています。
太麺を豪快にすすると、クリーミーに仕上がった魚介（とくにカツオ）のコクが舌に優しく広がります。たしかに味がかなり濃いのですが、嫌な塩気でなく凝縮された旨みによって濃厚になっています。
ブレンダ―を使用して とんこつ・魚介の脂を乳化することでなめらかな口当たり。また、甘ったるさもありません。全体的にこってりし過ぎず、軽い味わいです。
美味いと噂のチャーシューは、ローストビーフのような薄切りレアチャーシュー。食べてみると、柔らかくて程よい水分・脂があって美味い！周りには粗挽きペッパーがまぶされていてスパイシーです。サービスで追加し5枚のっていましたが、かなり食べ応えがありチャーシューだけで腹も心も満腹になりました。
プロの方は皿一杯にチャーシューをトッピングするようです。
半熟の味付け玉子もしっかり味が染みています。
また、メンマも特徴的。ぶっとく切ったメンマには、筋（すじ）を断つように5㎜間隔くらいの隠し包丁が入っています。食べやすいだけでなく、口に均等に広がりメンマの旨みを最大限に楽しめます。もちろん、良い歯ごたえはそのまま。これはメンマ好きにはたまらない。
麺を食べ終わるのを見計らって、女将さんがポットに入った「割りスープ」をもって来てくれました。この時点で結構お腹がいっぱいでしたが、せっかくなので少しだけ いただいてみることに。
割りスープも 入れすぎ注意との忠告が書かれているので、ちょっとずつ注ぎました。割りスープで カツオだしのうまみが増強されたつけ汁は中毒性のある美味さです。結構な量があり、全部は飲めませんでしたが最後まで美味しくいただきました。
お会計の時、女将さんに「スープ残しちゃってすみません。」というと、笑顔で「全然いいですよ。」と言っていただいてホッとしました。また、常連と見られる他のお客さんが「年内はこれで最後だと思います。」と言うと「いつも ありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。」と丁寧に挨拶されていました。これだけ人気があって売上に困っていないだろうに、お客さんを大事にされている姿に感動しました。
店を出ると、つけ麺完売の看板が。ギリギリ食べることができたようでラッキーでした。
まとめ
今回は城陽市にある『俺のラーメンあっぱれ屋』で、20食限定の『スーパーつけ麺』をいただきました。個性的な部分もありつつ、食べやすさもあってリピートしたくなるつけ麺でした。次は『こくまろ塩ラーメン』をいただきたいと思います。
俺のラーメンあっぱれ屋 基本情報
アクセス
・京奈和自動車道「田辺西I.C.」からは自動車で10～15分。国道24号線→307号線に入り北東に約6分。
・駐車場あり（約30台）
・バスは1時間に1本、最寄駅 JR奈良線 山城青谷駅/山城多賀駅からも3km以上離れています。よって車やバイク、タクシーで行く事をおすすめします。
※注意
307号線は大型トラックなどの交通量が多く、見通しの悪いところもあり事故多発地点（死亡事故もあり）です。運転には十分気を付けて下さい。
営業時間
11:30〜14:00(L.O)
定休日
日曜・祝日・第4土曜
※2021/12/15～年始はお休みです。
営業時間・定休日は変更になる場合もあるため、俺のラーメンあっぱれ屋公式ツイッターをご確認ください。
支払い
現金のみ
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