大混雑の四条通、穴場の新町通で山鉾巡行を見物。
京都三大祭りの一つ「祇園祭」が始まりました。
去年(記事はコチラ)は前祭の宵宵山へ行ったので、今年2023年は前祭の山鉾巡行を観に行って参りました。
山鉾巡行の山鉾の順番・ルート・各地点の通過時間などはコチラ(外部サイト)を参考にしました 祇園祭山鉾巡行2023/7/17・24(日程時間・ルート・辻回し) (kyototravel.info)
↓烏丸から河原町へ巡行する山鉾
山鉾巡行、どこで見物する?
今回は有料観覧席では無く、路上で見物・撮影することにしました。
最初は四条河原町交差点付近へ。その後、帰ってきた山鉾を観るために新町通へ行きました。その様子を綴ってゆきます。
9:30に阪急京都河原町駅に到着。
地上・四条小橋付近に出ると、烏丸方面から巡行してくる山鉾・四条河原町交差点での迂回しを見物する大勢の人が…!
四条小橋のあたりは地面が少し盛り上がっているので、私はそこから烏丸方面に向かって見物しました。
後ろの方からの見物でしたが、カメラの望遠レンズを覗くとある程度見えます。双眼鏡があると便利でしょう。
↓長刀鉾
四条河原町交差点での迂回し(車輪の下に竹を敷いて山鉾の向きを変える)が成功すると歓声が上がりますが、ここからだと山鉾の足元が見えないので残念…。
↓ 長刀鉾の迂回し(四条河原町交差点)
先頭の長刀鉾が過ぎた時点でもう日差しに耐えられなくなり、髙島屋の影に入りました。
そして四条河原町交差点南側で見物しました。
やはり迂回しのようすは観えませんが、美しい装飾などはカメラをズームするととらえられます。
↓ 山伏山
↓ 函谷鉾の巡行迂回し
背が低い山鉾は若干見えずらいですが…
↓ 四条傘鉾の巡行迂回し
かなり暑くて、5番目の函谷鉾を見た時点でギブアップ。
ひとまず涼しい場所に逃げました。
13:00ごろ、河原町から烏丸方面へ歩き、見物の穴場だという新町通へ向かいます。
歩いていると巡行が終わり、山鉾町に帰ってきた長刀鉾が。
↓巡行から帰ってきた 函谷鉾
更に四条新町交差点まですすむと、山鉾町へ戻ってゆく山鉾がを観ることができました。朝は後ろのほうでの見物でしたが、今度は近くで見物できました!
迂回しのようすもよく見えるのでおすすめです。
↓ 四条新町で迂回して山鉾町に帰る鶏鉾
↓ 四条新町で迂回して山鉾町に帰る菊水鉾
↓ 四条新町で迂回して山鉾町に帰る蟷螂山
続いて、新町通の放下鉾保存会あたりへやってきました。(14:00ごろ)
ここだと更に近くで帰ってゆく山鉾が観られます。
↓ 新町通を下がってゆく月鉾
新町通は狭いので、建物や電柱・電線に当たりそうになります。それを屋根方(山鉾の屋根に乗る人)が足の裏で抑えて衝突を防ぐ様子も見られました。
ちなみに、狭くて危険なので警察や警備員などの指示にはしっかり従いましょう。
↓ 新町通を下がってゆく岩戸山
↓ 新町通を下がってゆく船鉾
↓ 新町通を下がってゆく放下鉾
14:40ごろ、放下鉾が終点・山鉾町の保存会に帰ってきてフィナーレを迎える様子を見ました。
無事に到着し、歓声があがりました。
↓ 挨拶のようす
まとめ
今回、前祭の山鉾巡行を見物して発見した穴場は、
・巡行本番が終わった13:00ごろ~
・四条新町交差点
・新町通
でした!
朝から四条河原町交差点で巡行迂回しを観ましたが、迂回しがよく見えませんでした。
それに比べて、(13:00ごろ~)四条新町では巡行が終わって帰ってゆく山鉾の迂回しが近くで観られました。
また、新町通でも巡行が終わって帰ってゆく山鉾、そして細い道で発揮される屋根方の技が間近で観られました。
ぜひ、来年の参考にしてみてください。
今回のルート ~祇園祭りの前祭【山鉾巡行】見物