【フォトジェニックなお寺】風鈴・かざぐるま で涼を感じる。
祇園から車で約30分のところにあります滋賀県大津市「西教寺(さいきょうじ)」にやって来ました。
こちらでは 2022年6月25日から9月19日まで『風鈴参道通り抜け』が開催されています。
風鈴・かざぐるまの場所、見どころ、混雑状況などと共に 7月10日に訪問した様子をお伝えします。
■目次
1.西教寺 境内図と参拝順路
2. 駐車場
3. 総門
4. 拝観受付〈かざぐるま〉〈風鈴〉
5. 唐門〈琵琶湖展望スポット〉〈かざぐるま〉
6.風鈴参道通り抜け
7. 花手水〈風鈴〉
8. 本堂〈風鈴〉〈かざぐるま〉
9. 大本坊へ〈かざぐるま〉
10. 風鈴庭園
11. 槻坂〈かざぐるま〉
12. まとめ(混雑状況は…)
13. 西教寺「風鈴参道通り抜け」 基本情報
西教寺 境内図と参拝順路
比叡山の麓にある「西教寺」。
織田信長の比叡山焼き討ちで焼失した後、坂本城 城主であった明智光秀が再建したお寺 として知られています。
ドラマ「麒麟が来る」ファンにとっては必見の聖地ですね。
境内は 山を登るように長方形に広がっています。
↓ 画像クリックで拡大表示
受付で渡される 拝観順路の案内図には、風鈴がある場所が書かれています。
かざぐるまの場所も追記してみました。
↓ 画像クリックで拡大表示
駐車場
駐車場は境内入口「総門」の横にあり、無料で駐車することができます。
(身障者用駐車場は総門右側から上ったところ。
公共交通機関での行方・駐車場満車の場合などの案内はコチラ)
日曜日と言うことで混雑が心配でしたが、天気が悪かったからか割と空いていて、待つことなく駐車できました。
着いた瞬間ドシャ降りに見舞われ、止むまで車で待機…。山の天気は変わりやすいですね。
総門
雨が止んだので「総門」を抜けて境内へ。
拝観受付〈かざぐるま〉〈風鈴〉
「総門」を抜けてすぐに「拝観受付」があります。
拝観料 500円/大人1人 を納め、先ほどの拝観順路の案内とパンフレット、拝観券を受け取ります。
拝観券は上の「大本坊」で再度提示するとのこと。
受付には さっそく風鈴が飾られており、受付の前(2か所)には かざぐるまが立っていました。ビタミンカラーと キラキラのかざぐるま です。
参道を上り、まずは「宗祖大師殿」「唐門」へ向かいます。
参道には 新緑のもみじが見られ、とても綺麗です。
上っていると「風鈴参道通り抜け」が見えてきました!
が、まずは手前にある〈琵琶湖展望スポット〉へ…
唐門〈琵琶湖展望スポット〉〈かざぐるま〉
奥に琵琶湖を望むことができ、まるで額縁のようになっている「唐門」。
門の間から吹く風で まざぐるまがくるくると元気よく回り、夏の爽やかさを感じさせます。
ちなみに、今年から西教寺では 子どもたちの健やかな成長を願って、2,000個のかざぐるまを飾る【サクラと青もみじとかざぐるま 参道 通り抜け】が行われていた様です。(6月で終了)
厳かながらも ぬくもりを感じるような丸みを帯びた造形が素敵。
門に彫られた2匹の “麒麟” にも注目です。
風鈴参道通り抜け
さて、階段を登り 今回のメインスポットへ…!
「風鈴参道通り抜け」は、階段を上ったところ~「本堂」まで、L字に続いています。
↓ こちらが 階段を登ったところにある「風鈴参道通り抜け」
※画像はクリックで拡大表示できます
↓ コチラが本堂前の「風鈴参道通り抜け」
色とりどりの風鈴が涼しげで綺麗ですね。
赤・青・橙・緑・桃など単色で色づけされた半透明の風鈴がランダムに並んでいてとってもカラフルです。
全部で1500個もの風鈴が飾られているそうで、琵琶湖から吹き上がった風が それらを一斉に鳴らす様子は圧巻です。
風鈴の音で 疫病払い・邪気払い・暑気払いができました。
★インスタグラムにて動画も公開しています。
→ ギヲンシヤウシヤ(@gion_by_wemla) • Instagram写真と動画
花手水〈風鈴〉〈蚊よけスプレー発見!〉
紫陽花の「花手水」。
とっても鮮やかな青紫色の紫陽花で、一瞬造花かと思いましたが恐らく生花です。
水風船がポップな花手水でした。
よく見ると屋根にも風鈴が吊るされています。
また、花手水のよこ「観音堂」あたりに 「ご自由にお使いください」と 蚊よけスプレーが置かれていました。
コレは 有難いお心遣い! 遠慮なく使わせていただきました。
写真はありませんが「風鈴参道通り抜け」の後、順路は「明智光秀公と一族・妻熙子の墓」へと進み、「本堂」の横を通って「大本坊」へと続きます。
本堂〈風鈴〉〈かざぐるま〉
「本堂」の横にも 風鈴とかざぐるまが飾られています。
こちらはちょっと数が少な目。
しかし緑のかざぐるまが鮮やかですね。
大本坊へ〈風車〉
続いて「大本坊」へやって来ました。
こちらから入って「風鈴庭園」「客殿」「本堂」を拝観します。
「大本坊」入口の前にもカラフルな かざぐるまが並んでいます。
土足禁止なので 靴を脱いでスリッパに履き替えます。
入って左手の受付にて、「拝観受付」で手に入れた拝観券を提示します。
受付を過ぎたところに かざぐるまが飾られていました。
“ガーランド”のような 現代的な飾り方。。。
風鈴庭園
受付を過ぎてすぐ「風鈴庭園」があり、松の木に風鈴 というクリスマスチックな装飾がされています。
コレはちょっと面白かったです。
ちなみに、こちらは「書院庭園」が正式な名称。
西教寺には 、この書院庭園を含め 4つの庭園があります。
「風鈴庭園」を過ぎたあたりの廊下にも風鈴が。
こちらは無透明でポップな色の風鈴です。
その近く(庭園の端)に手水があり、きっと “映える仕掛け”がしてあったと思うのですが、風鈴に気を取られて見落としてしまいました!残念。
(ビー玉が入っているとか、いないとか…)
「風鈴庭園」を抜けた後は撮影禁止のエリアが続きます。
一部紹介しますと…
・「光秀資料室」では、光秀の「湖水渡り」伝説の時に使われたと伝わる鞍や 銃、当時の資料などが展示されています。
・桃山時代に伏見城から寄進された「客殿」では襖や壁の絵が当時のまま残されていて、中には入れませんがガラス越しに見ることができます。(国の重要文化財)
・また、「本堂」には 平安時代に作られた 阿弥陀如坐像が安置されています。高さが3メートル近くあるとのことですが、吸い込まれるような迫力があり 3メートルより もっと大きいように感じました。(こちらも国の重要文化財)
本堂の廊下からは「風鈴参道通り抜け」を上から望むことができました。
主な見どころは これで全部。
最初の「総門」に帰りたいと思います。
槻坂〈風車〉
「大本坊」を出て坂(スロープ)を下っていると、またまた かざぐるまを発見しました。
キラキラカラフルなかざぐるま。
坂を下って順路を右手に進むと「槻坂(けやきざか)」があり、その先にも かざぐるまスポットがありました。
まとめ(混雑状況は…)
今回は 滋賀県大津市にあります「西教寺」の『風鈴参道通り抜け』に行った様子をお届けしました。
時たま雨がパラつく曇り空だったからか、日曜日なのにそんなに混雑もなく ゆっくり拝観することができました。
タイミングが良ければ人が映り込まないように撮影することもできました。
ですが、やはり晴れていて明るかったら もっと綺麗に撮れていただろうな…と思います。
『風鈴参道通り抜け』は 2022年9月19日まで開催。
8月中は夜間ライトアップもあります。
西教寺「風鈴参道通り抜け」 基本情報
アクセス:
・駐車場 境内入口「総門」横にあり
・満車の場合は「大宮川観光駐車場」を利用可能(「総門」まで徒歩約10分)
・JR湖西線『比叡山坂本』駅 下車→(約7分)→江若バスで西教寺下車
・京阪電車『坂本』駅下車→(約4分)→江和バスで西教寺下車
拝観時間:9:00~17:00(受付は ~16:30)
拝観料:500円(大人1人)
開催期間:2022年6月25日~9月19日
「風鈴参道通り抜け」夜間ライトアップ 8月中 19:00~20:00(受付は~21:30)
公式HP: –天台真盛宗総本山– 西教寺 (saikyoji.org)